2012年8月15日水曜日

谷公園



昨日までの雨が嘘のように晴れ渡り、

日差しの強い夏の午後。

今年もここに来た。

毎年、この日はここに来るのだが、

いつも整然とし、静寂を保っている。


芝生は短く刈られ、ゴミ一つ落ちていない。

日本人のモラルがここに生きている。


このモラルを保てれば、

靖国にいく事も無ければ、

反戦と平和を声高々に唱える事も無い。



2012年6月20日水曜日

夜が来る



子供の頃からサントリーのCMが好きで、

この歌を口ずさんでいた。



大人の持ち物に憧れ、

いつかは手に入れようと考えていた。



酒に煙草、

万年筆に腕時計。

パイプを燻らせながら本を読み

ウイスキーを一口煽る。



男っていいな。

2012年6月6日水曜日

最後だとわかっていたなら

あなたが眠りにつくのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは もっとちゃんとカバーをかけて

神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう



あなたがドアを出て行くのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは あなたを抱きしめて キスをして

そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう



あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが

最後だとわかっていたら

わたしは その一部始終をビデオにとって

毎日繰り返し見ただろう



あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど

最後だとわかっていたなら

一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と

わたしは 伝えただろう



たしかにいつも明日はやってくる

でもそれがわたしの勘違いで

今日で全てが終わるのだとしたら、

わたしは 今日

どんなにあなたを愛しているか 伝えたい



そして わたしたちは 忘れないようにしたい



若い人にも 年老いた人にも

明日は誰にも約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは

今日が最後になるかもしれないことを



明日が来るのを待っているなら

今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら

あなたは今日を後悔するだろうから



微笑みや 抱擁や キスをするための

ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に

その人の最後の願いとなってしまったことを

どうして してあげられなかったのかと



だから 今日

あなたの大切な人たちを しっかり抱きしめよう

そして その人を愛していることを

いつでも いつまでも大切な存在だということを

そっと伝えよう



「ごめんね」 や 「許してね」 や 「ありがとう」 や 「気にしないで」 を

伝える時を持とう

そうすれば もし明日が来ないとしても

あなたは今日を後悔しないだろうから

  

「最期だとわかっていたなら」

ノーマ コーネット マレック

訳 佐川 睦




何も言えなくて・・・

2012年5月18日金曜日

眠れぬ夜

今夜も、眠れぬ夜となった。

悲しいことを思い出して・・・

また、一人で酒を飲む。


探しに行こう。

失ったものを

ひとつずつ。


探して、見つけたら、

持って帰ろう。

そして、もう失くさないように

しまって置こう。


大切なものを、

大切なところに・・・

Unfogettable



失ってしまった大切なものを

ひとつ、ひとつ、思い出す。


もう手に入れることが出来ないと

思いながらも、懐かしむ。


古い写真の中で微笑む優しい笑顔。

もう手が届かない。


もう一度、会いたい。

もう一度、話をしたい。

優しい人々よ。

2012年5月15日火曜日

魔物に翻弄されて・・・



今日も朝から電話が鳴る。

九電から、そして誠新産業、東亜貿易・・・

こんなに充実した時間を過ごすのはどれくらいぶりだろう。


ボルトシールド。

英国製の不思議な防汚コーティング剤。


クリアシールドを北海道の某製鉄所が、

試験的に変電所の碍子に塗布したのは、

10数年前の事。

そのデータを東亜貿易が英国RITEC社に送り、

碍子用に開発された物がボルトシールドである。


これを誠新産業を通じ、

九電に持ち込んでもう数年が経つ。

このビジネスに沢山の人が携わり、

そして去って行った。

みんな夢を見て利権を奪おうとした。

だが、結局はボルトシールドが一人歩きをして行った。


僕も夢を見て、そして結果を待ち続けた。

なかなか実現しないこの夢を、

もう諦めようとして、看板を下ろし、

仕事を探し、遠い国で待ち続ける人の元へ帰ろうかとさえ、

考えていた。


だけど、この魔物は僕を見捨てない。

残った数名の関係者を呼び集めて、

また、動き出した。


去って行った人々の顔を思い出す。

魔物に翻弄された男達。


夏草や兵どもの夢の跡


The summer grass-


It is all that's left


of ancient warriors' dreams



2012年5月1日火曜日

月が変わればツキも変わる

明日から5月、月が変われば、ツキも変わるかな・・・

と思いながら床に就いた昨日の夜半。


朝起きて、シャワーを浴びていたら、

携帯がなり始めた。


大阪のN社長からの電話。

半年ほど前に喧嘩別れしたN社長。

近況を尋ねられて、

苦境に陥っていることを伝え、

S社のO氏に看板を下ろす事を相談したら

もう少し辛抱するよう咎められた事まで話した。


返事は「ホンマやで、もう少しやで、実はQ電から問い合わせが来たで。」

驚いた。

何年、待ったことか。

この数年間の苦労が一瞬にして晴れた。


連休明けが楽しみになった。